今回は2015年にイギリス/ドイツ/アメリカで製作された映画「リリーのすべて」を無料で観られる動画配信サービスや作品のあらすじ、感想についてまとめました。
「リリーのすべて」が観られる動画配信サービス
リリーのすべてはNetflix、U-NEXT、dTVで定額見放題作品として無料で視聴ができます。
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「リリーのすべて」はどんな映画?
リリーのすべては2015年に製作されたイギリス/ドイツ/アメリカの伝記映画。原作は、デヴィッド・エバーショフの小説 『世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語』(英語版タイトルは「The Danish Girl」)。
実話を元として製作された本作は、性同一性障がいという言葉を聞くことがなかった1920年代のデンマークが舞台となっており、主人公のリリー・エルベが世界で初めて性別適合手術を受けた物語。
映画化の考案から十年を経て、第72回ヴェネツィア国際映画祭で初めて上映されクィア獅子賞を受賞。第88回アカデミー賞では、妻役のアリシア・ヴィキャンデルが助演女優賞を受賞、エディ・レッドメインは主演男優賞ノミネートしている。
監督とキャスト
監督 | その他の代表作 |
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トム・フーパー | 英国王のスピーチ/レ・ミゼラブル |
キャスト | その他の代表作 |
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エディ・レッドメイン | 博士と彼女のセオリー/レ・ミゼラブル/ファンタスティック・ビースト |
アリシア・ヴィキャンデル | ピュア 純潔/アンナ・カレーニナ/エクス・マキナ |
マティアス・スーナールツ | 神父ダーンス/君と歩く世界 |
ベン・ウィショー | パフューム ある人殺しの物語/英国スキャンダル〜セックスと陰謀のソープ事件/007 スカイフォール |
セバスチャン・コッホ | 善き人のためのソナタ/ダイ・ハード/ラスト・デイ |
アンバー・ハード | ドライブ・アングリー3D/ラム・ダイアリー |
リリーのすべてのあらすじ(ネタバレあり)
1926年、風景画家として成功しているアイナー・ヴェイナーとしがない肖像画家のゲルダ・ヴェイナーは、デンマークの首都コペンハーゲンで暮らしていた。
ある日、ゲルダの肖像絵画の女性モデルが来ないことで、夫のアイナーに脚部を女装させてモデルを頼む。それから面白ろ半分で女装させたアイナーを「リリー」という女性名で呼び、一緒に友人のパーティーに潜り込む。
そこで女装した夫のアイナー(リリー)が男性に口説かれるところを妻のゲルダは目撃してしまい、まんざらでもない様子のアイナー(リリー)に困惑してしまう。ゲルダはアイナー(リリー)の眠っていた女性の人格を引き出してしまったのである。
女性らしい恥じらいを持った仕草をする美しいアイナー(リリー)をモデルにした絵画を描かずにはいられないゲルダ。はからずしもアイナー(リリー)をモデルにした絵画はパリで個展に出すほど需要ががあった。
一方、男性でいることに違和感のあるアイナー(リリー)は体調を崩すようになり、様々な病院で診察を受ける。ある日、性別適合手術の存在を知ったアイナー(リリー)は女性として生きることを望み、難易度の高い手術を受ける決心をする。
だんだんと男らしさを失くしていくアイナー(リリー)に対し、ゲルダは夫に求められない寂しさや苛立ちを抱え葛藤しながらも、1人の人間として愛しているアイナー(リリー)を支えるのであった。
リリーのすべての感想
リリーのすべては非常に難しいセクシャルマイノリティを題材とした映画です。その難しい世界観を表現したキャストの名演に心打たれます。
エディ・レッドメインの葛藤あふれる名演に魅了される
まず、エディ・レッドメインのかっこよさはもちろん、エディ・レッドメイの端正な顔立ちを活かした女装と繊細な仕草を演じる演技力で、本当に女性に見えてしまうくらいの美しさに魅了されます。
そして、夫として男らしく頼もしくなってほしい妻ゲルダの願いに対し、女性になりたい気持ちを抑えられない夫アイナー(リリー)。妻ゲルダのことを愛しているのに、その愛する気持ちとは裏腹に働く自分の願いの中で揺れ動く気持ちを表現した名演に取り込まれ、思わず涙が溢れます。
セクシャルマイノリティ(LGTB)を深く考えさせる傑作
最終的には、ゲルダがアイナー(リリー)の願いを受け入れて、性別適合手術を受けることを承諾し、ゲルダの器の大きさに感動してしまいます。
現在はセクシャルマイノリティ(LGBT)への理解も広がり、偏見も少なくなってきていますが、この時代のセクシャリティを許容するというのは大変難しいことだったでしょう。
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